元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第968回
米国医学誌にも載った「天仙液レポート」

いま全国で発売中の
拙著新刊「天仙液―ガン治療革命」
(太陽企画出版)の話の続きです

本書は、
日、中、台、米の先駆的な統合医療医が集まって、
中国医学のサイドから発信された
「ガン統合医療=ガン統合医療のすすめ」を
収録した内容ですから、
関心のある方は、ぜひ、手にとって見てください。

但し、中国医学サイドからの
「ガン治療」提案というと、
一般的にはどうとられるでしょうか?
中国医学・漢方薬といっても、
これまでは、その治療検証は非科学的というか、
直感的な手法の多いものでした。
「いかがわしい療法だ」
「科学的な立証性の薄い療法だ」と
一般には受け止める人は多いのではないでしょうか?
また、本書で、注目療法として取り上げた
中国の「天仙液」にしても、
いまだ日本など国によっては
公認されていない漢方複合薬であることも実態です。

しかし、この本で収録した
「ガン統合医療」国際セミナーでは
特筆すべきことがありました。
中国など18ヶ国で使用されている
漢方複合薬の天仙液については、
その開発者の一人で
中国「通化長白山薬物研究所」所長・王振國医師の
33年にわたる開発報告だけでなく、
台湾大学の免疫学博士・孫安迪助教授の
5年間にわたる「ヒトとマウスの実験分析」、
さらに米国のフロリダ統合医療大学の
講師・ダニエル・G・クラーク博士の
最新の治療成果報告がなされ
この二人の医師によって、
その成分構造要素と複合効果作用が、
より科学的に、明らかにされたからです。

「免疫調整能力」のみならず、
「ガン細胞のアポトーシス(自殺死)誘発」
「ガン細胞の殺傷能力」といった作用が、
科学的に分析されたことは注目すべき内容です。
とくに孫安迪助教の「天仙液の実証分析レポート」は、
2005年4月、米国の医学雑誌
「Jounal of Alternative and complement Medicine」誌にも
掲載され、
世界のメディアから注目を集めました。

ですから、これからは
「伝統漢方にしてもより科学的な手法で解明すべきだ」
そして
「新しいガン統合医療の重要な療法として、
 漢方もその役割を担うべきだ」というのが、
拙著「天仙液―ガン治療革命」(太陽企画出版)の趣旨です。

もちろん、僕自身が一介のジャーナリストとして、
こうしたガン治療革命=
統合医療の発想に共鳴しているだけでなく、
現実に一人のガン患者として、
抗ガン剤と放射線という西洋医学の治療に加えて、
この漢方複合薬・天仙液などを7年間併用して生還したという、
いわゆる中西医結合治療=
統合医療の実体験を持っておりますから、
「漢方薬が科学的に証明され、
 ガン統合医療のトリガー(引き金)になるだろう」
という提案について、
確信をこめて書き下ろしたつもりです。

関心のある方はぜひ読んで治療の参考にしてみてください。
ガン治療の「希望のヒント」がつかめると思います。


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2005年4月21日(木)

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