元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第947回
「梅醤番茶」のウガイも風邪予防!

なぜ「梅酢液」が風邪予防になるか?
スローヘルスの仲間・長崎の“蝶々さん”が紹介してくれた、
“梅酢スプレー”の効用と、
その発案者・
マクロビオティック食養指導者の岡部賢二さんの考え方の
話の続きです

「ウィルスが好むものは、
 もうひとつあります。
 それは動物性食品、脂分なんですね。
 例えば「卵の黄味」などがありますね。
 そして卵と砂糖が組み合わさると
 最もウィルスが喜ぶことになります。
 ケーキやアイスクリームが
 風邪になりやすい体質を作っているんです。

 ウィルスがきらいなものは何か。
 それは「塩」です。
 大概の菌やバクテリアは塩で死んでいきます。
 冷凍庫や冷蔵庫がない時代の人は、
 塩蔵といって、
 お肉や野菜を塩づけにして保存していましたね。
 お塩をしっかり利かせた梅干は10年20年腐りません。

 ところが低塩でつけた梅干や浅づけなんかは
 すぐ腐ったりカビがきたり
 発酵してしまったりするんですね。
 要は塩が利いていればウィルスに感染しないわけです」

「梅醤番茶といったものがあります。
 梅干とお醤油を混ぜて
 練ったものに番茶を注いで飲むんですが、
 これに葛が入ったらもっといいですね。
 風邪の特効薬ですよ。
 3年番茶のカテキンというのは、
 のどにくっついた
 インフルエンザの菌を殺菌するのに強力で、
 うがいするだけでも効果があります。
 体臭・口臭が強い方も番茶を飲めば治まってきます。
 うがい薬としては梅酢を
 4〜5倍に薄めて使ってもいいですね。
 これも殺菌効果抜群です。」

どうです? 分かりやすい解説ですね。
梅醤番茶については、このコラムでも
まえに詳しく紹介しましたが
梅の殺菌作用ばかりか、
日ごろの食生活の改善法がよく分かります。

詳しく知りたい人は、
「エコロジストたち」というホームページに
岡部賢二さんのプロフィール話と
抜粋紹介した、こうした話の詳細が
掲載されていますので、
参考にしたらよいと思います。

「風邪や病気のウィルスには、
殺菌作用のある食べ物が利きます」
「日本の伝統食品は風邪の特効薬」
といった話が詳しく書かれています。


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2005年3月31日(木)

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