元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第877回
続・体を温める梅醤番茶の作り方

【梅醤番茶の作り方】の話の続きです

湯飲みに「梅干し1個」 
「すりおろしたショウガ」少々
「醤油」小さじ1/2を入れ 
梅干1個をほぐしたところへ
濃い目に沸かした、
熱い「三年番茶」を注ぎいれる。

ショウガは肉の臭みを消したり、
薬味にしたりする――
というわけですが、
僕は根ショウガを小さじ山盛りいっぱいほど
すりおろして使います。
寒い朝などは、
この番茶を2杯も3杯も飲むと、
体がぽかぽかと温まってきて、
とくに年末に椎間板ヘルニアを患ってから、
朝は体が冷えて硬直しているので、
梅醤番茶は助かります。

さて、そのショウガですが、
料理の脇役として親しまれておりますが、
体を温めるとして、昔から珍重されてきました。
辛み成分には殺菌、吐き気抑制作用、
香りのもとになる精油成分には、
発汗、解熱、保温作用があります。

ショウガの選び方も一工夫しましょう。
より体を急激に温めたいときは、
「金時ショウガ」という
無農薬栽培の粉末製品を使います。
これは、まえに紹介した
オーサワジャパン系列の
全国の自然食品店などでも売っております。

金時ショウガは、
奈良時代から風邪の特効薬として使われたという
日本独自の品種。
一般のショウガより小さく、
まさに金時色=濃い黄色で
有用成分が多いといわれるものです。
一般のショウガに比べて、
香りの素となるガラノラクトンと
辛味の成分であるシンゲロールは、
他のショウガに比べ約4倍も含まれているようです。

金時ショウガは、ちょっと辛味が強いので、
気になるときは量を調節しましょう。
また、梅醤番茶以外にも
メープルシロップなどをいれて、
甘み飲料として楽しむこともあります。

興味のある人は試して見てください。
冷え性の人には効果があります。


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2005年1月20日(木)

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