第700回
“ガン患者手帳”は一家に一冊必携です
新刊共著「医者と患者がつくった――ガン治療入門」の
サイン本プレゼントにたくさんの応募メールを
有難うございました。
多くの方が、ガン治療に悩み、
よりQOL(命の質)の高い治療法を求めている様子が、
ひしひしと伝わって参りました。
さらに、いくつかのメールを抜粋紹介させていただきます。
*
「いつもHIQのコラムを興味深く読ませていただいております。
私の兄が去年、肝臓がンになり、
手術でかなり切り取りました。
そして、今年、また、ガンがあるということで
抗ガン剤を今でも
月2回ほど、続けております。
兄にこのホームページのことを話したのですが
なかなか、今の主治医に逆らうようで悩んでおります」
「疲労気味の闘病生活に生きる元気が欲しいために応募しました。
1999年、回盲部がん(58歳)
2001年、右肺下葉部切除、左肺上葉部部分切除(59歳)。
貴著「母はボケ、俺はガン」 「ガンは宿命 癒しは運命」
「中高年ITライフ自由自在」の3冊も読ませて頂きました」
「今年、実父と義理の父を共にガンで亡くしました。
子供として、何もできずに不本意な結果となってしまいました。
また、知り合いの中にも現在ガンと闘っている人もおります。
今後のために、応募させていただきました」
「3ヶ月の食道ガンの入院生活より、退院した際
貴著「ガンは宿命、癒しは運命」にて
病と闘えた旨をメールいたしました。
関根さんをはじめ、
その周辺の活動はますます大きな潮流となり、
私も精神的にも肉体的にも
いつもよりどころとさせていただいているところで、
感謝申し上げます。
当初、放射線・抗ガン剤にて縮小のうえ、
手術ということでしたが、放射線がワンクール終了した時点で
手術を拒否することになり、
引き続き化学放射線療法で根治を目指すということに方向転換。
そして、退院、現在月に一度の検診、
3〜4ヶ月に一度の内視鏡、CT検査を実施。
寛解状態ということです」
「以前に貴著「ドクハラと闘おう」を読んで非常に共感を覚え、
リュウマチで長年悩んでいる父も感動していました。
私自身歯科医として、毎日仕事をしていますが、
身につまされる様でした。
非常に日々の仕事の上で参考になりまして。
今回、土屋先生と、一緒に書かれたことで、
非常に興味深く感じております」
*
当選者には8月中旬までには
本を送らせていただきますが、
選にもれた患者や家族の皆さん、
また予防治療を考えている皆さんも、
ぜひ、この「ガン患者手帳」を一家に一冊、
常備していただきたく考えております。
僕たち、スローヘルスの会の仲間では、
患者と家族、患者と患者、患者と医師・・・
こうした「絆の高まり」を
「命のバトンタッチ」と呼んで広めておりますが、
納得した治療法をしっかりと掴むために、
一人でも多くの方に、
新刊共著「医者と患者がつくった――ガン治療入門」を
じっくり読んでもらいたいと願っています。
|