元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第422回
中国株!「先発制人」

さて「気がつけばあなたもガン」という主題からは、
ちょっと脱線しますが、
このコラムも、お金の神様・邱永漢さんが主宰するサイトの
連載コラムのハシクレですから、
少し、僕なりの中国株投資や
長寿時代の財養生のキモについて書いておきたいと思います。

なんどもしつこく繰り返しますが、
この長寿難病時代を、
とくに50歳から100歳の長い長い後半生を、
思いきり納得して過ごすには、
医養生、食養生とともに、
50歳からの“財養生”の工夫が欠かせないと思うからです。

とくに、デフレ不況を脱するにはまだまだ時間のかかる
低成長熟成経済国・日本ですから、
5年先の資産運用どころか、
10年、20年先も信用ならないからです。
いや長寿難病に打ち振るえる庶民の利益を図るどころか、
国会でまかり通るのは法案と言えば、
医療費の自己負担増ばかりか、
年金の70歳支給案や消費税10%案まで
庶民いじめの政策が頻発されそうではありませんか?

この長寿難病時代、つまり50歳からの医養生は
「患者が主役」と何度も申し上げてきましたが、
家計も財形もそして投資も財養生も、
もはや、とくに50歳からは自己防衛第1の時代なのです。

なぜ、僕は50歳を過ぎてから、
国際分散投資のひとつに中国株を組み入れたかといいますと、
邱永漢さんの先見の明に教わったこともありますが、
少なくとも2010年の上海万博あたりまで、
世界の工場を13億人中国が担わざるをえない。
人民元自由化や中国株式市場の統合は、
金融自由化が本格化する2007年以降だと直感したからです。

先発制人という諺が中国にあります。
「先に出るならば人を制せよ」という意味でしょうが、
筆者の周囲には、米国や日本の株低迷を尻目に、
2001年春〜夏にかけて2倍、3倍と暴騰した「中国株」で、
1000万円、いや3000万円、5000万円と儲けた
「中国株・大成金」たちが続々排出しました。
とにかく、先ごろの有人宇宙船の成功にシンボライズされるように、
昨今の中国の成長ぶりにはおどかされますね。


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2003年10月23日(木)

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