元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第423回
香港H株!「まさにピンチはチャンス」

さて、2003年4月〜6月のSARS騒動を尻目に
急騰を続けた中国株、
とくに香港H株を巡る
財養生=「ピンチはチャンス」の話の続きです。

しかし、半年前の日本のマスコミの
論調はどうか?
この2003年4月〜6月のSARS騒動のときには、
鬼の首でもとったかのように
中国経済崩壊論が日本中を闊歩。
恐れをなした日本の個人投資家が
どんどん中国株から逃げ出しました。

ところが逆に、香港市場では
香港H株のペトロチャイナや華能国際電力、
大唐発電といった主力銘柄を中心に
中国関連株が急騰しはじめたのです。
これではいかん!
いちはやく入手した香港情報を元に、
「ピンチはチャンス」と本の帯に謳って、
こんどは、「騙されない!中国株7つの法則」(太陽企画出版)
という本を書き下ろしたわけです。

数ヶ月前にこの本を
読んだ読者なら
以下のような記述箇所をしっかりと覚えているでしょう。
「ちなみに『ピンチはチャンス』といえば、
SARS騒動に揺れ、
2000ポイントの大台割れ直前に、
10億香港ドル(150億円)を
H株の中国石油の株式(13.3%)に投じた
米国の著名投資家ウオ―レン・パフェット氏など
欧米投資家の動向は
目を見張るものがありました。
その効果のためでしょう。
とくにインフラ、ブランド銘柄の多い
香港H株はSARS騒動の
4月に2000ポイントすれすれの大底から
300ポイントも上昇しました」

さて、その後、香港H株はどうなったか?
10月までに2000ポイントから3700ポイント、
1700ポイントも急上昇を続けたことになります。
もちろん、こうした情報を早耳で掴んだ人や、
拙著の記事を読んで中国株をし込んだ人は、
2倍とは行かないまでも。
おおむね100万円が150万円以上になった計算となりますね。


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2003年10月24日(金)

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