元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第316回
ガンには神も仏もいないのか!

抗ガン剤の激痛でSOSメールを送ってきた、
ニューヨークのGさんは、
一方で、ビタミン剤や各種のサプリメント、
さらに純自然食品のノニジュースなどで
免疫力を高めるように努力しているのですが、
日本だけでなく、あちらの医師や製薬会社も
なかなか理解はしてくれないようなのです。
ニューヨーク版・治療の「ドクハラ」です。

「ビタミンEは
私の摂取しているタキソールとカーボプラティンという
抗ガン剤の組み合わせの効き目を減少させる」などなど、
患者の藁にもすがる養生法にストップをかけるような
意地悪な仕打ちを返してくるというのですね。
やはり、西洋医学の最先端とは、
激痛と記憶喪失に患者が苦しもうとも問答無用。
へとへとになるまで抗ガン剤を叩き込む、
なんとも惨い治療の巣窟なのです。

「ごめんなさい。ほんとうにごめんなさい。
I know God won't give me anything I can't handle.
I just wish He didn't trust me so much.
というマザーテレサの言葉が、ふとよぎることの多いこの頃です。
すみません、なんだか情けなくて
まとまりのないメールになってしまい。
次回はもうすこし元気なメールを送れるようにしますね。
お料理上手で素敵な奥様をお持ちの関根さんがうらやましい!
良人もなんとか、ご飯は炊けるようになっていますが…。
ではまた、ではまた!」

ガン治療には神も仏もいないのか!
と叫びたくなりますよね。
僕も人生がイヤになるほどの
抗ガン剤と放射線の疼痛に悩まされた身ですが、
キモブレイン=記憶喪失、意識朦朧になるまで
心身を痛めつけらているGさんはさぞ辛いことでしょう!
太平洋を飛び越えて、身を削られる痛みが
じりじりとわが身にも伝わってまいりました。

さっそく、ガンの悪役・活性酸素を退治する
SOD様食品を紹介したり、
玄米菜食法を正式に習得してもらうために、
マクロビオティック食養指導者の
山村慎一郎さんにメールして、
ニューヨークの相談相手を
紹介してもらうように頼みました。
なんといっても、
新婚早々のGさんのご主人はイタリア人ですから、
玄米を炊くにしても大変なことでしょう。
ちょうど、山村さんは
マクロビオティックの免許を皆伝するために、
数年間、ニューヨークのクシ・インスティチュートという
学校に通っていたことがあるので、
知人がたくさんいるはずです。


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2003年7月9日(水)

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