元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第258回
ニューヨーク女性からのSOS!

ニューヨークに在住の40歳の主婦、
Gさんもこの連載コラム「気がつけばあなたもガン」を読んで
メール友達になった1人ですが、
日本にいる両親の介護で太平洋を横断するうちに
ストレスと疲労が蓄積したのでしょうね。
妊娠経験なしで悪性の卵巣腫瘍に襲われました。
しかし、さまざまな治療法、
養生法を選択肢ながら、
前向きな日々を送っている勇気のある患者さんなので、
ニューヨーク版の
「いいところ取り療法」=ホリスティック療法のケースとして
紹介したいと思います。

「まさに“気がつけばわたしもガン”でした。
右側にメロン大、左側に桃大の腫瘍があり摘出。
下腹の裏側から以下腹部にかけての腹膜裏側に
沢山の腫瘍が残りこれは切り取ることにより、
他へ転移させる危険があるため
化学療法で取り除くことを検討してるようです。
腹水は5リットルもあったそうで、
医師団皆驚いていました。
触診とCTスキャンでは他への転移は見られないようです」

手術後は鎮痛剤のPercocet(パーコセット=
Oxydone HCI 5mg Acetaminophen 325 mg)を服用し、
しかたなく4度の抗ガン剤治療を受けて、
頭の髪も抜けながらも
ノニジュースやビタミン剤を服用して
免疫力を高めているようです。

患者の僕としては選択した治療法に
とやかくいえる立場にはありませんが、
肉食過食の米国とはいえ、
出来る限り自然食品店で穀物や野菜の食材を求め、
マクロビオティックの玄米菜食法を併用して
体質改善をはかることをすすめました。

先日も仲良しにしていた
イタリア女性のガン患者さんが亡くなったと
知らせてきました。
「本当に“善い人”ほど
先に逝ってしまうもののように思えてなりません。
短い期間でしたが、
彼女からはいろいろ人生について
学ばせてもらったと感謝しています」


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2003年5月12日(月)

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