第152回
わが家のマクロ風「アップルパイ」の作り方
砂糖を使わなくても、甘くて体によい、
わが家自慢のマクロビオティック風「アップルパイ」の
作り方についての話を続けましょう。
(作り方)
*まずフィリング(パイ生地の中に入れるもの)を作る。
1. りんごの皮と芯を取り除き、厚めのいちょう切りにする。
りんごをボウルに入れ、自然塩とレモン汁を加えて混ぜ、
ラップして冷蔵庫に入れておく。
2. ボウルに、メープルシロップ、強力粉、葛パウダー、
レモンの皮のすりおろし、シナモンを泡立器でまぜ、
これも冷蔵庫に入れておく。
*クラスト(パイの外皮)を2枚作る。
3. 冷蔵庫から2を出し、
ヴァージンオイルを指先で揉みこみんでそぼろ状にし、
全粒薄力粉2カップを水1/4カップで溶き
クラスト生地を作り、1:2の大きさに分ける。
*パイ生地を作る
4. 台の上にラップを敷き、
大きい生地を置いて手のひらで軽く押さえ、
上にもう1枚ラップをかぶせる。
厚さ3ミリ、直径30センチの大きさに麺棒でのばし、
上のラップを取る。
5. 型(ガラスの器など)に薄く紅花油を塗り、
生地を返してかぶせ、型に合わせて生地を整える。
ラップを外し、フォークで数個穴をあける。
6. 小さい方の生地は厚さ2ミリ、直径28センチに伸ばし、
4と同じようにする。
7. 5に1のリンゴを並べ、2をかける。
8. 6を裏返してラップを取り、
指で押さえて上下の合わせ目を閉じる。
はみ出した生地をハサミで切り取り、
型の縁に沿って、波型の模様にしてつける。
* アップルパイを焼く。
9. 焼くとき蒸気が逃げるように
パイの中央にナイフで十字の切り込み、
さらに数ヶ所小さな切り込みをいれる。
10. 型の下にアルミホイルをしき、
190度に温めたオーブンにい入れ、30〜40分焼く。
11. 焼き上がったら、ケーキラックにのせ、
1時間ほど冷ましてからいただく。
さあ、砂糖もバターも牛乳も卵も使わない、
体にやさしいスイートの出来あがりです。
我が家ではビスコッティというアーモンドや
煎り胡麻の入った素朴味のクッキーも良く作りますが、
有機の紅茶やブラックジンガーを飲みながらの
スローヘルスで楽しい食事やティパーティが楽しめます。
みなさんも「砂糖を使わないお菓子」(主婦と生活社)を読んで、
ぜひ挑戦してみて下さい。
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