元週刊ポスト編集長・関根進さんの
読んだら生きる勇気がわいてくる「健康患者学」のすすめ

第153回
マクロビオティックはダイエットにもよろしい

妊娠中にマクロビオティック食養生法を摂り入れて、
出産育児に励んだマドンナにしても、
食に目覚めた200万人のうちのひとりでです。
いまは、多少緩めて、夕食などには
魚や有機のチキンもしくは
赤身の牛肉も摂っているようですが、
食事指導者に従って、
有機自然食品、最小限に処理された炭水化物、動物性脂肪、
さらにエネルギーを作るためのバランスのよい
ビタミン・ミネラルなどを組み合わせているといいますから、
肉食、甘食の多い日本の女性たちも
そろそろ真剣に反省すべきではないでしょうか?

僕が主宰しているスローヘルス懇親会に
よく出席している女性たちでも、
マクロビオティックの玄米菜食を日々励行して、
ガンが快癒に向かっているだけでなく、
体がスリムになった人、
体質が変わって快食快眠快便になった人がたくさんいます。
食事指導者の山村慎一郎さんのアドバイスを受け、
玄米菜食で、
良性脳腫瘍のM子さんは半年で20キロやせ、、
子宮ガンのAさんは8キロ減って、
すっかりダイエットされたわけですから、
肉食・脂食に悩む欧米の女優たちが、こぞって
マクロビオティックを見直しているのもうなづけるわけです。

欧米では、マドンナはもちろん
スーパーモデルたちやトム・クルーズ、
マイケル・ジャクソンなどのアーティストや、
カーター元大統領やクリントン元大統領など
各界著名人が実践しているそうです。
マクロビオティックの推進者・久司道夫さんの
「食事があなたの運命を変える」
(第二海援隊・刊、橋本幸雄さんとの共著)
という著書などを読むと、
あのアル・カポネやトーゼといった天下の大強盗たちが、
ポルトガルの刑務所でマクロビオティックの食事にめぐり合い、
すっかり人格温厚に成ったという
愉快な話が載っています。
マクロビオティックの玄米菜食は
この荒れ狂う世の中でもっと見直されるべきでしょう。


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2003年1月27日(月)

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