第151回
砂糖を使わなくても出来る甘いお菓子
精白された砂糖は単糖類のために血液に入りやすく、
血糖値を急激に与えるため、
甘いものを食べると気分がハイになります。
ですから、若い女性がアイスクリームや
チョコレート、ケーキを好んで食べるわけですが、
吸収も早いので、こんどは急激な低血糖症をもたらし、
キレ易い性格を作ってしまうわけです。
というわけで、わが家では、
お客が来ると、
デザートにもマクロビオティック風の
アップルパイやクッキーを焼いてご馳走します。
僕たちがよく使う、
マクロビオティックのレストランとして有名な
「クシガーデン」や「茶屋マクロビオティックレストラン」の
メイン・シェフであるパトリシオさんが書いた
「あまくておいしい!砂糖を使わないお菓子」
(主婦と生活社)という料理ムックが出ていますが、
妻や娘はこれを参考にして作っています。
え〜? 砂糖を使わない? それで甘いの?
と不思議がる人もいるかも知れませんが、
マクロでは自然の甘味として、
メイプルシロップ、甜菜糖、さらに水あめなどを使うのです。
おまけに牛乳も、卵も、バターも使いません。
それで、じつに香ばしくておいしいクッキーや
甘いアップルパイができるのですから不思議です。
たとえばアップルパイの作り方は以下のようです。
● わが家のマクロビオティック風・アップルパイ
(材料)
メープルシロップ大匙2杯。無漂白強力粉大匙2杯。葛パウダor
片栗粉大匙2杯。レモンの皮のすりおろし1個分。シナモン少々。
紅玉リンゴ4個。自然塩小匙1/4。
レモン汁大匙1杯。豆乳少々。ヴァージンオイル少々。
もちろん、リンゴやレモンは
自然食品店で買った有機のものを使います。
輸入果物にはたっぷりと農薬がこびりついていますから、
ガンやアレルギーによいわけがありません。
作り方は明日の原稿に書きますので、楽しみに。
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