| 第1184回1〜2年間
 株価でも上昇の頂上をつけたあとは株価は上がらなくなります。少し下げても投資家はまた上げていくことを期待しますが、
 上げていくことはなく
 下げていくスピードが早まります。
 ここで、売却できない多くの高値で購入した投資家は
 損することになります。
 また、高値圏内で購入したことを実感します。
 本来の投資の仕方とすれば、少し投資家が買ってきた時点ではまだ買えると判断したとしても、
 投資家全員参加になってきたら投資は控えるか、
 売却を考えていくのが利益を出す投資方法でしょう。
 ですが、このような投資期間を考えると
 一ヶ月や数ヶ月単位での投資期間ではなく
 少なくとも1〜2年間の投資期間で見ていく投資の仕方となります。
 今だったらまだ中国株は安い時期で、アメリカ経済の完全なる復調、
 中国経済の高い成長性が意識されるようになっていく、
 来年後半か再来年には
 香港株式市場、中国本土B株市場が
 投資家全員参加型で大きく上がっていく可能性が出てきます。
 そのためには今どのような投資スタンスでいたらいいか。
 長期投資でしたら今は仕込みの時期が続きます。
 では長期投資だと大きく利益を上げることができないかといえばそうばかりともいえません。
 特に何か問題があって大きく下げたあと購入できれば
 何倍にもしていくことができます。
 実例として第1181回でアリババを4.13倍、中国燃気を6.70倍に膨らませた実例を書いています。
 また今の時点でアリババ、中国燃気を購入したとしても
 上げていくと私自身は考えています。
 長期投資といっても1〜2年間でも2倍以上に株価が上がっていく銘柄が多くあります。
 また、3〜4年ならその可能性は大きくなっていきます。企業によっては4〜6倍にしていくことも可能でしょう。
 そのような銘柄は収益でも伸びていくことが最低条件になります。
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