温泉で元気・小暮淳

温泉ライターが取材で拾った
ほっこり心が温まる湯浴み話

邱先生、ありがとうございました

私が初めて先生にお会いしたのは、20年近くも前のことでした。
お会いしたと言っても、
地元前橋市で開催された先生の講演会に、
私が一方的に出向いて聴講したというだけの出会いです。

しかし人の縁とは不思議なもので、まさか後の人生で、
先生のサイトに私がコラムを書くようになるとは、
夢にも思いませんでした。

昨年の10月のことです。
先生の事務所の方から 「ハイハイQさんQさんデス」への
執筆依頼のお話がありました。
なんでも先生が、私のブログを読んで
感銘してくださったとのことです。
たった、それだけの出会いで、コラム執筆の機会をいただいた
ことに、ただただ恐縮するばかりでした。

群馬県内のタウン誌や情報誌の編集に携わって25年。
フリーのライターとして執筆活動に入って18年。
温泉地の取材を始めて12年。
すべて“群馬県内”をテーマにした
地元密着型のライターとして仕事を続けてきました。

そんな一介の地方ライターが日々書きつづったブログに
目をとめて、声をかけてくださった先生の細やかな厚意に、
大変感謝しております。

先生は以前、私の読者からのQ&Aで、
このように言葉を返されていました。

<日本の国で観光ということになりますと、
温泉は除外することはできません。
そう思って皆さんも興味をお持ちだったら、
どこにどういう温泉があって、
どういう役に立つかということを教えてもらうことにしたのです。
毎週しっかりとごらんになって下さい。>

邱先生、ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。


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2012年5月28日(月)

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