| ■QさんからのA(答え)  私は大分まえから「地方の時代は終わった」という言葉を使っております。
 それはどうしてかと言うと、
 国内で人手不足になった時にどんどん仕事があったので、
 工場を地方につくりましたが、
 その後、地方につくるよりも
 人件費のもっと安い外国に行った方がもっと業績がよくなるので、
 日本の企業も中国から東南アジアに至るまで、
 あちらこちら海外に展開するようになったんです。
 そうすると、地方では引き合わないものですから工場を閉めて、
 地方にいる人たちが失業するようになったんです。
 収入がないとその町は栄えませんから、駅の前のデパートも銀行も店を閉める、
 ということがずっと起っております。
 その中でどうやったら町を活性化できるか、
 それぞれの町の自治体が一番力を入れているところですけど、
 実は、どうにもならないんです。
 いくら対策をしても、みんなの懐具合がよくならなければ、
 物を買ってくれないし、町も栄えません。
 おそらく今後もそれは続くと思います。
 あなたはたまたま地方のプランを色々たてる仕事をしていますけど、私があなたに知恵を貸すとしたら、
 地方でやらないで、
 もっと経済の発展するところへ移ってやることをおすすめします。
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