| ■QさんからのA(答え)  靴屋さんは昔からある商売の一つですが、最近はどこで量産するか、
 またどこでつくれば輸出入に免税があるかということを気にしながら
 工場をあちこち移すことを、ずっとやっているようです。
 一番大きな台湾の製靴会社が、
 会社ごとそっくり中国に移って、
 結構香港市場の中でも株価が高い会社の一つになっております。
 私はその会社の見学に行ったこともありますが、何と5万人も人を使ってるんです。
 ですから人件費が少しでも上がると、影響をものすごく受けますので、
 工場をベトナムに移したり、カンボジアに移したり、
 というような激しい動きをしています。
 そういう靴屋さんのあとを追うのはどうでしょうか。
 防戦しながら生きのびる会社は、具合の悪いことにぶつかると株価が下がります。
 それがまたうまく荒波を乗り越えて、
 業績を恢復させるということもありますけども、
 株を買うなら防戦で忙しい会社の株よりも、
 攻撃のできる会社の株の方がよろしいんじゃないでしょうか。
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