■QさんからのA(答え)
私が文筆活動を始めてから50年が経ちました。
その間に4百何十冊の本を出版しておりますので、
他の人から見たら莫大な量ということになるんだと思います。
でも無意識にやっているうちに
累積してそうなっただけのことです。
もし私がコツコツ本を書いたように、
貯金をされたらきっと大金持ちになっていたでしょうね。
でもこれだけは誰にでもおすすめできることでもないし、
また、誰にでもできることでもないと思います。
いまはコンピューターを使って
物書きをする人が多くなりましたが
私の場合は慣れているというせいもあって、
いまだに手書きを続けています。
コンピューターは情報をもたらすことはできるけれども、
コンピューターで決定することはできないので
どうやるかの最終決定権はいまも自分の手にあります。
ピエールカルダンも
自分でコンピューターを3ヶ月くらいいじったけど、
これは情報を仕入れるためのものだから、
自分でやらなくてもいいと考えて、
秘書に任せていると書いていました。
むしろ知識の伝達の手段として
インターネットは役に立つんであって、
人によってコンピューターの使い方は違うと思いますが、
どう使うかは人さまざまでしょうね。
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