■QさんからのA(答え)
世界中のお金が行ったり来たりしますから、
ビジネスの決算をする時は
当然、それぞれ違う国のお札を
あっちに替えたりこっちに替えたりしなければいけません。
私も為替のことを知らないで次の時代を生きることは
難しいですね、と言っております。
私自身、実際に多国籍にまたがって
お金の運用をしておりますからわかることですけども、
専門家でもしょっちゅう間違えるのが為替相場なんです。
ですからあなたがいまおっしゃっているような
そんなイージーなものではございません。
為替の相場をどう読むかという
長期的な展望も必要ですけど、
実際に仕事をやるときは
その影響を受けないですむやり方は無いか
と考えるのが実際的だと思うんです。
たとえば、いまだったら
ニュージーランドがどうした、ユーロがどうした、
なんて考えたって、
自分がそこで仕事をしてないのに
考えるだけ余計なことではないでしょうか。
それよりは自分がいまやろうとしている国との間で
お金のやりとりで失敗しない方法を考えるのが先です。
為替で儲けるより、
為替で損しない方法を考えることだと思います。
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