■QさんからのA(答え)
私の「中国株の基礎知識」を
お読みいただいているようですけども、
基本的な考え方はあまり変わらないとしても
時代はどんどん変化して行きますので、
そのうちにそのまま通じないことが次々と出てくると思います。
例えば、電気製品の会社なんか
一頃ものすごく高かったのが安くなりまして、
その安くなった所を買えば、
まだ中国には電気製品の市場はあるんだから、
いいんじゃないか、と書いておりますけど、
それが今後もそのまま通ずるかということになると、
メーカー同志でむちゃくちゃ泥仕合をやっておりますので、
その中でどれが生き残るか判断するのが難しくなっております。
自動車についても似たようなことが言えます。
ですから、私の本をお読みいただくのはありがたいんですが、
次に出る新しい本もお読みになって、
訂正をしていただかないといけないと思うんです。
株というのは基本的に長期にわたって
その時の時代の変化を先取りしてやるものですが、
そういうことを絶えず頭に入れて、
変化にうまくついていって下さい。
世の中には全財産合わせても
20万円もならない人がたくさんいるんですから、
毎月投資に回せるお金がそれだけあれば
そのうちに大へんな財産になります。
但し、やり方を間違えないことが大前提ですが。
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