■QさんからのA(答え)
天命を知るというのは孔子の時代から言われていることです。
結局人間は生きられるようにしか生きられないし、
金持ちになる人は金持ちになり、
食うや食わずの人は一生食うや食わずで終わりになります。
そういう弱い生き物ですから
人間は自分の周りに起ることを予知することができれば
と思うのも人の常です。
そのために占い師もおれば、風水師も存在するスペースがあります。
中国の人は一般に何月何日に生まれた人はどういう運命を辿るか、
四柱推命とか、易とか、
そういうことについて書かれた本がたくさんあります。
どういう星の下に生まれたかというのがわかれば
どんな運命を辿るかというタネ本もあります。
それによると私は年若くして世に出る、
またいつ頃死ぬといわれましたが、
もうその日はとっくに過ぎています。
当るも八卦当らぬも八卦ですから、
自分の戒めにすることは出来ますけど、
銀の匙を食わえて生まれてきたなんていうのは嘘でしょうね。
占いなんか信じるより、自分でよく考えてよく努力して
力いっぱい生きる方が本当でしょうね。
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