■QさんからのA(答え)
水蒸気焙煎はもしかしたら
食品業界に大きな影響をもたらす
殺菌消毒、酸化防止の方法じゃないかと
いま私は考えております。
たまたまコーヒーの焙煎をするのに
水蒸気で焙煎する実験を何度かやって、
出来上がったものを放って置いたら、
コーヒーは普通2週間で香りが抜けちゃうのが、
半年経っても1年経ってもまだ抜けない
ということが起ったのです。
それを科学的にどう説明したらいいのか
私にはわかりませんけど、
たぶん蒸気をかけるときに
豆の周辺を水蒸気の小さな粒子が包んでしまって、
300度がかかって焙煎ができてしまう過程で、
豆が酸素に接するチャンスがないために
酸化しないということじゃないかと
想像力を逞しくしているところです。
学者の先生方にも
理論的な説明が出来るように
お願いしている所ですけども、
もし、その通りだとすると
物が腐るのは酸化ですから、
酸化を先に延ばす仕事にこの技術を応用する方法は
いくらも出てくると思います。
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