第615回
■H.N.さんからのQ(質問):決断の仕方

中国株のガマンのしどころは分かったつもりですが、
先生が利益を確定する決断はどのようになされているのでしょうか?
やはり初めから決めておいて、
まだ騰がると思っても自己に自制をかけて実行するのでしょうか?


■QさんからのA(答え)

別に中国株に限らないんですけど、
私が株式投資をやる上で、
どんな株を買えばいいかということに働かせる知恵は
せいぜい全体のエネルギーの10%ぐらいで、
後の90%は辛抱ですよとかねてから言っております。
それは私が言うよりも、
みなさんが実際にやってみればすぐに理解することです。

株を買うときはいっぺんに全部買ってしまわないこと、
何回かに分けて買って、売る時もいっぺんに売ってしまわない。
もし倍になったら半分売ってしまえば後残りはタダなんだから、
自分の持ち株リストからはずす、つまり自分の頭から消してしまって、
できれば相場も見ない方がいいと思います。
実際は時々見るでしょうけど。

株というものは売ると不思議に上がるんですね。
全部売ってしまったら後で地団駄踏みますから、
それを防ぐ方法としては、
もったいないけど、いつまでも持っていて仕様がないから
倍になったら半分売る、ということにしています。
しかし、倍にならない株もたくさんありますから、
それはどうするかというと、
これは間違いだったなあと思うようになったら、
損切りで売ることもあります。
倍には達してないけど、1割か2割上がった所で売ることもあります。
これは鉄則というよりも
やっているうちに自然にそうなってしまったのです。
どちらにしても、最終的には自分の決断することだと思います。


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