■QさんからのA(答え)
中国ではハードは急速に構築されているけど、
ソフトが追いついていないとおっしゃいますけど、
抽象的な話で何のことだか私にわかりません。
あなたがそう考えていても、
実際にそうなのかどうかも定かではありません。
つまり自分たちにはソフトがあって
相手の国の人にはソフトがないと考えるのもおかしな話です。
向こうは別の基準で物を考えているかも知れないし、
その基準があなたの基準とどっちが優れているかということも、
実際にやってみないとわからないと思います。
中国に日本より遅れて入った新しい社会制度や文明の利器も、
いまものすごい勢いで伸びています。
例えばコンピュータは元々英語圏から始まっているから
英語のわからない人には不利で
インド人の方が日本人よりできると言われています。
一方的にそういうことは言えないと思いますが、
最終的には使う人の数が決定するんじゃないでしょうか。
13億の人がコンピュータを使えば、アメリカ人だって敵わないでしょう。
ですからコンピュータが中国で普及すれば、
これまで思いもかけなかったような新しいソフトが
中国にも生まれてくる筈です。
そういうことについてはご自分でもよく勉強して下さい。
自分たちの方が進んでいると思っているうちに
すぐにも追いこされてしまう可能性があります。
現に中国の歴史は日本のそれよりずっと長いし、
長い歴史の中で築かれた文化はバカにしてはいけません。
遅れたものと考えるよりも、次元の違った文化ですから
そう簡単に優劣の評価はできないと思います。
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