第604回
■MさんからのQ(質問):日本の不動産の先行き

毎日楽しみに拝読しております。
私は長期スタンスで中国株に少しずつ投資をする一方、
手元資金を増やすため日本株にも投資しています。

成熟した日本社会において数少ないニュービジネスで
この先3年ぐらいは伸びると考え、
不動産ファンドを組成する会社に投資しておりますが、
最近の急伸ぶりにはびっくりすると同時に、少し怖さも感じています。
先生は日本の不動産の先行きをどのように見ていらっしゃいますか。


■QさんからのA(答え)

株も債券も、かなり長い目で見て決めなければいけないと思います。
日本の株にするか、中国の株にするかというのは
ただ儲かるとか儲からないとかいうこと以外に、
自分の気が済むことと、安心できることが大切だと思います。
日本人の場合はつい日本のことを自分たちが良く知っている。
それに比べて中国のことは知らないと思いがちですけど、
もし日本のことを本当に良く知っているなら、
こんなに株が下がって大損をさせられているわけが無いんです。
本当は未来のことについては
日本の国のことだろうと結構知らないんです。

でも心理的には手元にある金で
自分たちの見える範囲内にある株を買っている方が
安心だという気持ちがあります。
どちらにするかは自分で決めるより他ないと思います。
但し、ファンドの場合は自分で何もやらないのですから、
やったうちに入りません。
長期的に見て不動産も戻り歩調になってきましたから
ファンドをお買いになってもよろしいんですけども、
自分の知恵でやっているとお考えにならない方がいいと思います。
自分の頭に自信が無ければプロの人を頼みにしがちですが、
本当は自分で考えた方がいいと思います。


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