■QさんからのA(答え)
今、日本が資本と技術を持って
中国に進出するというのが一番目につく現象です。
私に言わせると、交流は一方的なものではございません。
日本人が向こうへ行ってやる仕事もあれば、
向こうの文化を日本人が受けてやるというビジネスもあると思います。
あなたのおっしゃる東洋医学は何千年の歴史がありますから、
西洋医学にない長所もあります。
現に私は中国へ行くと、
マッサージや鍼の先生にかかって治療を受けていますし、
こんな薬を飲めと、しきりにすすめられることもございます。
現にこのホームページで
いくつも漢方の話をやっていただいているのも、
そういう双方向性の交流が頭の中にあるからです。
その勉強をするなら、中国に行くことも考えられます。
但し、中国の免許をもらって日本に持って帰ってきても、
そのままでは日本で開業出来ないという難しさもあります。
例えば日本で既にマッサージの免許を持っている人が、
もっと研究をするために中国へ行って、
中国のマッサージの学校だとか先生につくというのは、
考えられることです。
実技を勉強すために行くということなら賛成です。
でも、向こうで習ったことを、
そのまま持って帰ってきて日本で開業できるかというと、
色々と困難を伴います。
そのへんのことを、よく考えておやりになる必要があります。
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