■QさんからのA(答え)
日本の不動産も本当に下がるだけ下がりました。
それでも底が見えないで一体どうなるのかと心配になります。
最近見ておりますと香港と台湾が少し戻りました。
その主な理由は中国大陸の経済発展の波が、
台湾や香港に逆流しているためです。
同じように日本にも波及して、
本当なら鉄だとか石油化学の製品などは過剰生産で
みんな具合が悪い筈ですけども、
中国で素材不足が生じたので、日本の素材産業にも注文が殺到して、
株価にも影響を与えています。
ちょっと一息つく所まで来ているのです。
不動産は何と言っても財産ですから、
どこまで下がるか心配ですけど、かなり下げたおかげで、
利回りで6%や7%のものがあるようになりました。
その中でも、いま住んでいる人が出て行っても、
またすぐ借りてくれる人がいるような
いいロケーションにある不動産は
投資の値打ちがあると私は見ております。
そういうものを物色されれば、それなりの収入は期待できます。
もちろん不動産ですから古くなりますけど、
自分も古くなりますから、そんなに心配しないで
ほどほどにおやりになるのがよろしいんじゃないでしょうか。
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