第557回
■若葉 茂久さんからのQ(質問):ミャンマー投資の魅力

ミャンマーは未だ鎖国の様な状態が続いていますが
ベトナムのドイモイ政策等新しい道も模索しているようです。
政治的には厳しいところもありますが
将来の可能性については歴史的にタイと勢力を争った事実もあり
国民性は発展の可能性を秘めていると確信しています。
現在の投資環境についてどうお考えでしょうか。
また、将来はどうでしょうか?


■QさんからのA(答え)

十何年前、私は次の経済の発展は中国で起こるという結論を出す前に、
実は中国から始まって、フィリピン、マレーシア、シンガポール、
タイ、ミャンマー、ベトナムと一渡り全部見てまわっております。

そして、地域によって歴史の環境も違いますけども、
これらの地域はみな一生懸命働けば大体、
経済が発展する地域だという感想を持ちました。
その辺が中東の地域に対する見方と少し違うと思います。
自分たちが一生懸命働いたら富を作ることができるという地域では、
早いか遅いかの違いはありますけど、
やがて経済は発展すると見ております。
そういう意味ではミャンマーもその中に入ります。

ただ政治的な環境がご存知のような状態ですから、
そこまで到達するのには、
おそらくベトナムよりもっと遅れるでしょう。
私はいま、志を持った友人に、
ベトナムに行って仕事をしなさいと言っています。
やがて、中国からあふれ出た仕事がまわってきますから、
いまから始めると、良くなる頃には
自分も一緒になって大きくなっていると思います。

それと同じようなことがミャンマーにも言えるので、
今から行ってスタートすれば、
そんなに能力がなくても成功する可能性は大だと見ています。


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