| ■QさんからのA(答え)  どの株を買うかというのは、人に教えてもらうより、最終的には自分で選ぶべきものだと思っております。
 ですから、私は「この株を買いなさい」なんてことは言いません。
 こういう株はいまこういう状態にあるけど、
 あなたはどう判断しますか、という具合に言います。
 あなたがお買いになった株は、あまり人の寄り付かない株ですので、一日の売買がゼロになるということも起こります。
 そういう株は、株を売る時に買ってくれる人がいなくなりますから、
 手を出さない方がいいのです。
 株を買う時はやはりある程度の流通性がある
 ということが前提でしょうね。
 そういう意味ではあなたがお買いになったコンサルタント業務をやっている会社は
 人気のある株とは言えません。
 これも勉強とお考えになって、
 それをどういう具合に処理するかというのも、
 あなたが自分で決めなければいけないことだと思います。
 そうは言っても株価が安いものが全部駄目ということではありません。問題はその株に将来性があるかということでありまして、
 あなたがおっしゃるような香港ドルで
 20セント、60セントという株を私も結構買っております。
 業績の回復する途中にあれば、
 そういう株が2倍や3倍になるのは
 一流会社の株が倍になるよりはずっと早いことがあります。
 その辺のところを間違えないようにおやりになるのにはやはり少し授業料を払わないといけないと思います。
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