第399回
■OさんからのQ(質問):中国の不動産

私は、現在45歳で、歯科大学にいっています。
生活は、先生の本を読み家賃収入で生計を立てています。

この先歯科医師になっても競争過剰で開業は難しそうで、
不動産を専業にするか迷っています。
中国のマンションをもし買っても、
中国の政治体系が変わってしまうリスク
またどのような物件がよいのでしょうか。
お教え願えれば幸いです。


■QさんからのA(答え)

お医者さんも歯医者さんも弁護士も、
それからわれわれのような著述業も、
自由業に属する人はどうしても安定した収入が欲しいと考えます。
そのひとつの方法として不動産を持って
定期収入をもらうというのはみんなが関心を持っていることです。

それを日本でやるのか日本以外の国でやるかについては、
それぞれ長所もあれば欠点もあります。
日本の場合は不動産がうんと安くなりましたので、
高い時に買った人は大損してます。
それでも定期収入があれば何とか持ちこたえられるし、
借金さえなければそのまま続けていくこともできます。

中国でそれをやることには私は反対ではありませんが、
いろいろリスクがありまして、
そのリスクをちゃんと心得ていることが前提です。
たとえば家賃をもらえなかったときにどうするかといったことを
自分の代わりにキチンとやってくれる人が必要です。
そういう管理人がちゃんといる不動産を買う必要があると思います。


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2003年10月3日(金)

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