| 第328回■もとデパガーさんからのQ(質問):百貨店の未来
  最近のデパートに関するお話、大変参考にさせていただいております。
 確かに普段のデパートには人がはいっていませんが、バーゲンや割引きセールの時は沢山入ります。
 活気は有りますが、そういう時、
 いくら売上げが上がってもデパートの利益はあがりません。
 結局、欲しいものはあるけれど、必要に迫られない限り
 定価では物を買わなくなったと言う事ではないでしょうか?
 しかし、はじめから二重価格というのは禁止されています。
 物が溢れていますから、そこでしか買えないというものも
 見つかりにくくなっています。
 デパートにはユニクロやダイソーには無い
 品質の良いものが売っている。
 でも、良いものを安く買うというのが、
 今の傾向ではないでしょうか?
 デパートはある種、夢を売る商売だと思っていました。その空間で買う事に満足を覚える、
 お金が入ったらそこで買物をしたいと
 思える場所ではなかったでしょうか?
 昔のようにイメージだけでは、お客はついてきません。
 でも、何がしかそこで買うという満足感、
 付加価値がついてこなければ
 デパートとしての存在価値はなくなる、
 というのは古い考え方でしょうか?
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