第319回
■Y・SさんからのQ(質問):お金の勉強

はじめまして。いつも楽しく拝見しています。
知れば知るほど、お金への関心が増す一方です。
そのきっかけが『金持ち父さん貧乏父さん』
という本だったのですが、
お金の勉強は具体的にどう実践すればいいのでしょうか?

本田健さんのお金の通信教育というものがあるのですが、
やってみようかな、と思っていますがどうですか?
ただ、通信教育とか本や新聞だけで、
直接人に会って話す機会がまったくないなら
なんだか遠回りのような気がします。
私のように、知識もなく、コネもない場合は
どこから入ればいいのでしょうか?


■QさんからのA(答え)

いつの時代でもお金のことを教えてくれる人ってなかなかいません。
学校の先生は教えてくれないし、
お母さんとお父さんも教えてくれません。
またそれだからこそ「金持ち父さん貧乏父さん」という本が出たら
みんなが一生懸命むさぼり読むようになったんだと思います。
そういう本を読めば、いくらか知識ができると思いますが、
本から得た知識は、
実際にお金を動かすことから得る知識とはまた違うんです。
お金というものは実行が伴わないと覚えられないものです。

では、どこからお金の教育を始めるかというと、
どこの家でも、親が子供に倹約しなさい、貯金しなさいと、
教え込むことから始まります。
親としては当然のことですが、
その場合、1番効率的なことは、お小遣いをあげたときに
子供達がお金をどんな使い方するかについて
いちいち干渉したりしないことです。
自分でやってみて、しまったと思わせるようでないと
お金の使い方は覚えないものです。

あなたのおっしゃっているのは子供のことよりも、もしかしたら、
自分のことだと思いますが、
オトナもコドモも基本的には同じです。
失敗しながら、体験しながら覚えるよりほかないと思います。


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