■QさんからのA(答え)
今「ハイハイQさんQさんデス」では
「アジア株の出番です」というのをやってもらっておりますので、
たぶんその中で、シンガポールの株式市場について
触れるということもあるんじゃないかと思います。
私はシンガポールに行って、
新しい証券取引所を見学したことがあります。
人口350万の都市国家で農村すらないところですから
取引所もスケールの小さなものです。
ではなんでもっているのかというと、
お隣のマレーシアやインドネシアやタイなどの
お金や物の行き来の中継地点として成り立っているんです。
一頃はジユロンに工場地帯もありましたが、
周辺諸国への輸出もしないと
国内市場だけでは成り立たない悩みを持っています。
それに対して周りの国々も、
自分のところでやる方向に動いていますから
シンガポールは頭が痛いんです。
でも周辺の国に比べたら
シンガポールの方が一歩先に進んでいますから、
飽和点に達するのも一歩早いんです。
周辺の国々の事を考慮に入れたら
シンガポールだけが突出して成長する時代はすぎたようです。
|