■QさんからのA(答え)
誰でもサラリーマンをやっていたら1回や2回は
こんなもの辞めて独立したいと考えるに決まっています。
でもそれができる人とできない人の差があります。
だいたい日本でいえば10人に1人も
独立できる人はいないのではないでしょうか。
どうしてかというと独立するほうが難しいからなんです。
たいていの人はこれからの生活をどうしたらいいだろうか、
何をやったらいいんだろうか、
失敗したらどうしようかと考えるわけで、
それを考えただけでもう先へは一歩も進めなくなって、
気が付いたら一生終わっていたということになるんです。
反対に独立できる人というのはお金が貯まってからやろうとか、
失敗したらどうしようかなんて考えないで、
思い立ったらその日から
その方向に向かってまっすぐに走り出すので、
元手ができてから仕事をする人なんかいないんです。
松下幸之助さんだって、リコーの市村さんだって
はじめからお金があったわけではないんです。
みんなお金の無いまま走り出して、
途中でどうしようかと真っ青になって考え込んで、
何とかしてそれを乗り越えてといったやり方だと思うんです。
ですから大切なことは
思ったことはすぐやって宿題にしないということです。
おそらくそれが独立する人と独立できない人の違いだと思います。
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