■QさんからのA(答え)
景気が悪くなってお金の運用が難しくなり、
金利がどんどん下がりました。
とうとう今では無利子に近いすれすれのところまで来ております。
昔6%の金利をもらっていた人は生活の足しにもなったし、
働かなくなってからは預金の利息が生活費になるという
金利生活ができたんですけれど、
いまはそれも成り立たなくなってしまいました。
そういった人がいままで物を買うのに使っていたお金が
なくなって、景気が一層悪くなったのですから、
金利を上げれば上げた分だけ使えるお金が増えて
消費を助けることになるという考え方も当然あるわけです。
でも、金利がいくらかというのを決めるのは政策ではなく
需要と供給のバランスするところと説明されております。
いまは金利が安くなっていく方向にあって
景気が戻る方向にはありませんから、
金利が高くなることは当分、期待できません。
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