第246回
■青年の樹さんからのQ(質問):経済の破綻と北朝鮮について

先生のご意見を伺いたい事は、下記二点です。
(1)日本経済の破綻について
(2)北朝鮮 日本急襲について

(1)日本経済の破綻 
日本はGDP500兆(実質450兆円)の2倍の
1000兆(地方自治体や財政投融資も含めて)の借金があり、
しかも日経新聞
(2002年12月26日の記事/財務省公式発表)
によれば毎年増えている借金の額は、65兆円という事です。

敗戦直後の日本の財政を振り返ると、
GDPの3倍の借金をすれば国が破綻し、
預金封鎖等の異常事態が起こったと言う歴史があります。
出血量(65兆/年)を考えると、あと4年くらいしか
この国は持たないという試算が出ているほどです。 
私は 日本は、既に国自体が完全に破綻しており
(宮沢前総理もかつて口が滑って言ってしまいましたね)、
会社で言えば債務超過状態と思います。
いつ倒産するかわからない状態にあると思うのです。
政府はと言えば完全に当事者能力を失っている状態、
ダッチロール状態にあると思います。

株価をここまで下げながら、
いまだに「経済学者」に能書きを念仏の様に唱えさせ、
経済はよくわからないから、丸投げという
史上最悪・能天気な首相のもとで、
景気回復は100%不可能と判断しております。
もう見切りました。

いや、もう既に 誰が首相になってももう遅いと思います。
個人レベルで言えば、いかに資産を避難させるかという
秒読み段階に入っていると思うのですが、
先生はどのようにお考えでしょうか。

(2)北朝鮮 日本急襲
二番目は簡単にご質問いたします。
上記(2)のようなシナリオは否定しがたいと考えております。
特に北朝鮮に対し、米国はイラクと同じ事をするでしょうから、
その時北の独裁者は追い詰められ何をするかわかりません。
私は前回の湾岸戦争の時のクウェイトと日本がダブって見えてきます。
考えすぎでしょうか危惧に過ぎないでしょうか。?

是非 先生のご意見をお聞きしたいと思います。

どうぞ宜しくご指導ください。


■QさんからのA(答え)

日本のような政府の借金の多い国では
もうお先真っ暗だということと、
もしかして北朝鮮に急襲されたらどうなるかということを
ご心配のようですけど、私に言わせると
心配してもどうにもならないことについて心配するのは
やめたほうがいいと思います。

そのような心配はせずに一人一人が国の世話にならなくても
やっていけるようになれば国は潰れません。
ですからどうやったらちゃんと生き残れるかということを
先ず心配して下さい。

それから北朝鮮が日本を急襲するというようなことは
全くないとは言わないけれどもその可能性は少ないですね。
どうしてかというとアジア全体の中で
北朝鮮が占めている人口と経済力というものを考えてみたら
北朝鮮の方が怖がるのが当り前で、
こちらが怖がることではないんです。
戦後これだけ長い間何もなくて済んできたことだし、
仮に向こうが一発食らわせてきたとしても、
お返しに十発食らうに決まっていますから、
そんなことはやらないでしょう。
そんなことより国の世話にならないでも
ちゃんと生きて行ける方法を考えて下さい。


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