| ■QさんからのA(答え)  中国の株をおやりになっていておわかりの通り、日本の株に比べれば中国の株はそんなに下がっておりません。
 あなたがお買いになった万科企業は
 最近、1対1の株で無償倍額増資を発表しましたから、
 本当なら株価はワーッと上がっていいはずだと
 おっしゃっていますが、株というものは知ったが終いで、
 ニュースが発表されたところで
 相場はだいたい終わりと考えた方がいいでしょう。
 新聞にニュースが出たらそこから相場が上がると思うのは間違いで、
 激しく売り買いをする人は
 そうなる前のところで売るというのが株なんです。
 しかしそういうこととは無関係に、
 会社に将来性があると思えば上がろうと下がろうと
 ずっと株を持続するというやり方があります。
 現に中国株の買い方には二通りあると思います。先ず中国株の中にきちんと配当をしている会社は
 それほど多くありません。
 具合の悪いときでも配当がある会社はいい会社と言えます。
 そういう会社の株を買って長期にわたって
 じっと持っていることです。
 もうひとつは、中国の株は成績が良かったり悪かったりするたびに十倍に上がるかと思うと、十分の一まで下がるという
 極端な動きをします。
 ですから、下がっても絶対に潰れないという確信があれば、
 そういう株を十分の一まで下がったところで買って、
 十倍に上がったところで売るという、
 投機的なやり方で儲ける方法です。
 一人二役でやることももちろんできます。でも性格的にバクチが好きな人と、
 じっと辛抱できる人とありますから、
 自分の性格にあったやり方をされるのがいいと思います。
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