第38回
ストレッチの原点へ!

晴天が続き、
気温もだんだんと安定してきて紅葉も見ごろ。
となれば、三連休が多いことも手伝って
日ごろの運動不足を解消しようと、
山登りやハイキングに行かれる方も多いことでしょうね。
休日の思い出を是非良いものとされる為にも、
ここでもう一度、ストレッチを見直してみましょう。

山登りともなれば、
ももには普段以上に負荷がかかります。
登り始める前には良く伸ばして、
筋肉痛なる痛みを最小限にとどめてあげましょう。

まずはももの前面から。
壁などの支えになる物の前に立ちます。
左手で支えに触れてからスタート!
まず右ひざを後方へ曲げ右手で足首を持ちます。(息を吸って)
かかとをお尻に近づけるようにして
ももの前面を伸ばします。(吐いて〜)
15〜20秒ほどキープします。
肩の力をぬいて、
曲げている膝をなるべく床の方に向け、
脚と脚の間が開きすぎないようにしてみましょう。
腰がくの字に曲がったり、逆に反りすぎたりしないよう
腹筋を使って上体をまっすぐに保ちます。
逆脚も同様に。

次にももの後面です。
正面に台やイスを置き、右足のかかとをのせます。
この時にオヘソも正面に向けて、
骨盤が横を向かないように注意しましょう。
(息を吸って)
次に息を吐きながら上体を少しずつ前に倒します。
手はももの上にのせてからだを支えましょう。
15〜20秒キープ。
ももの後ろが伸びていることを感じてください。
右のひざが曲がると
ももの後面は伸びてこないので注意。
また背中を丸めているよりも伸ばしたほうが
ストレッチ感が強くなります。
左脚も同様に。

ストレッチは筋温を高め、
また眠っている筋肉を覚醒させる作用があります。
先手必勝でからだを守り、
休日明けはこころもからだもスッキリ状態で
スタートしましょう!


←前回記事へ 2002年10月25日(金) 次回記事へ→
過去記事へ
ホーム
最新記事へ