第39回
食べ過ぎ ストレス 運動不足!

この度、九州保健福祉大学教授で
日本ウォーキング協会の理事も務めていらっしゃいます
波多野義郎先生のお話を伺う機会に恵まれました。
この先生はとてもユニークな方で、
万歩計の開発にもたずさわっていらっしゃるという事もあり、
当日も3つの万歩計をウエストに着けていらっしゃいました。
ちなみに「一日一万歩」という言葉の生みの親とか。
興味深いお話が目白押しだったので
ご紹介させて頂きます。

食べ過ぎ・ストレス・運動不足。
この項目を各年代別に統計をとってみると
ダントツトップが“30代”であることがわかりました。
次いで40代、50代となっていきます。
先生の言葉をお借りして言うならば、
「30代は健康おろそか人間。
40代で人生永遠ではないと気付き、
50〜60代では、悟るが時すでに遅し」
がまさにこの結果から言えるのではないか、
という事でした。

社会での地位や仕事のキャリア等も考えますと、
この時期は気力も体力も
バリバリと充実している時ですから、
無理が利いちゃいます。
お酒もタバコもおいしいし、「これがあるから頑張れる!」
という方もおられるでしょう。

けれど生活習慣病は、
体の細胞がほろびる病気と言われています。
細胞は約60兆個もあるだけに、
ちょっとやそっとではビクともしません。
が!「ギリギリまで頑張ったけど、もうーお手上げだー」
となった時に、バーン!とでてくるのです。
「そう言われても、毎日忙しいし、
疲れちゃってなにもする気が起きませーん!」
そうですか。そうですよね。
何か身近で良い手を考えてみましょう。


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