第56回
自動車銘柄のここ1年4カ月ほどの株価の推移とは?

日本の3大自動車メーカーは、
すでに中国に揃って進出しています。
トヨタが、中国最大手とされる第一汽車と、
本田は、中堅メーカーである広州汽車や
中国自動車BIG3の一角である東風汽車と、
日産もやはり東風汽車と、などなど、
それぞれ合弁や提携を展開しています。

米ゼネラル・モーターズ(GM)、
独ダイムラー・クライスラー、
米フォード、
独フォルクスワーゲン(VW)、
仏ルノーなど、
名だたるメーカーは
それより早く中国進出を果たし、
現地生産に着手しています。

中国で今最も人気のある乗用車は、
やはり中国自動車BIG3の一角である
上海汽車とVWの合弁である上海VWです。
上海汽車とGMの合弁会社である上海GMや
VWと第一汽車の合弁である一汽VWも有名です。

現在、中国では
自動車の大衆化が進んでいます。
平均所得水準と比べると、
まだまだ割高の自動車ですが、
お金持ちはとんでもなくお金持ちである中国の人々、
あるいは銀行ローンの整備などを通じて、
すでにマイカーは夢ではなくなってきています。

そうした背景もあって、
中国で最も活気のある産業が
自動車産業です。
その中で、中国株としては、
香港には、レッドチップの
駿威汽車(デンウェイキシャ、0203)と
華晨中国汽車(ブリリアンスチャイナ、1114)、
H株の慶鈴汽車(1122)、
B株では江鈴汽車(200550)や
長安汽車(200625)などが
関連銘柄として挙げられます。

これらの銘柄の株価を2002年末終値を
それぞれ100とした時の
2004年4月21日終値までの推移をグラフ化したものが
下記のものとなります。
200になれば、2002年末終値と比べて
株価が倍増したということです。
いずれも基本的には
右肩上がりになっていることがわかります。

−中国株自動車銘柄主要5社の株価推移(2002年末終値=100)−

当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

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