| 第49回北京五輪の大きなチャンス、環境産業に注目したい
 第29回オリンピック組織委員会の蒋效愚・副主席が紹介してくださった、
 現在までに固まっている
 北京五輪関係のプロジェクト及び
 その額は以下のようなものです。
 ・オリンピック施設建設:20億ドル・大気汚染など環境対策:220億ドル
 ・物流方面における収益:432億元
 ・電力の供給安定の工事:324億元
 ざっくばらんにお話いただいたものですので、
 これらは概算であり、
 またごくごく一部でしょう。
 たとえ上記だけだとしても
 日本円にして4兆円ほどの規模です。
 「水、電気、大気、交通インフラ、情報インフラ、
 これらは2008年までに
 すべて改善が必要とされており、
 いずれも大きなビジネスチャンスとなる」
 オリンピック関連銘柄として、すぐに挙がってくるのは、
 先にも紹介した北京北辰(0588)のほか、
 北京国際空港(0694)、
 北京大唐発電(0991)、
 首都信息(8157)
 などでしょうか。
 航空銘柄も有望でしょう。
 ただし、過去のオリンピックの実績から考えてみると、
 こうした直接的な銘柄以外にも、
 経済効果の大きさを考えれば、
 ほとんどすべての銘柄に
 チャンスがあるともいえます。
 また、蒋・副主席も強調していましたが、北京オリンピックでは
 特に開催公約としても
 環境に配慮した五輪開催が求められています。
 環境保護及び環境改善に関する投資も今後増えていくことが予想され、
 北京五輪を考えた場合、
 環境産業は大きなポイントとなるでしょう。
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