第34回
がんばれ子供!!−「龍灯が来た!!」
前回は三全公寓と
種字林の紹介になってしまいましたが、
また農民画の紹介に戻りますね。
第19回から第32回では
戸県と戸県の農民画について
お話してきましたが、
これからしばらくは、
上海郊外の金山についてお話させていただきます。
金山の簡単な紹介は
コラムの始めの方でお話したのですが
より詳しく紹介したいと思います。
金山へ行くには
(僕の場合)まず上海の地下鉄に乗って
バス乗り場まで行き、
連花路駅のバス乗り場まで行き、
それから金山行きのバスに乗って行きます。
地下鉄は3元、
高速を使ったバスは10元、
普通の道を進むバスは7元になります。
時間的には高速バスに乗ると
1時間弱で到着します。
まず、金山で目にするのが
壁に画かれた農民画です!
今回はその壁に書かれた農民画を紹介します。
 |
「金山の農民画壁」
|
この写真のように金山では、
壁にずらりと子供達が画いた農民画が
壁に画かれています。
 |
「龍灯が来た!!」
|
この画は10歳の女の子が画いた
「龍灯が来た!!」です。
龍灯とはご覧のとおり龍の形をした布、
または紙で作った灯篭です。
中国では旧暦1月15日の元宵節の時に
この龍灯を棒で上にあげながら踊りを舞い、
それを見ながらお団子を食べる習慣があります。
その時の楽しかった様子を画に画いたのです。
龍が何ともいえないくらい
生き生きと画かれています。
|