第3回
凧あげ大会
金山は上海の郊外にあり、
上海の市内から
車で40分くらいの所にあります。
はじめて上海に訪れた方は、
上海市内で沢山の人と車と高層ビルを見て、
中国ってもうこんなにもすごいのかと思いますが
上海市内を出て
金山にたどり着くまでには
畑や田んぼが沢山あって、
車窓からその緑を見ているだけで
のんびりといい気分になります。
僕が金山に到着してまず目にしたのが、
書院の壁に画いてあった農民画です。
その壁に画かれた農民画は
地元の小学生達によって画かれたもので、
この町は小学生の頃から
学校で農民画を学ぶのかな?と思い、
それを見て勝手に、
この町の人はみんな農民画が好きで
みんなでがんばって
支えているんだと思いました。
その書院というのは
金山農民書院という建物で
その中で画家が農民画を画いたりとか、
販売してたりしている建物でした。
それで壁に農民画が
画かれてたんだと思いましたが、
もう僕の頭の中では
この町の人はみんな農民画が好きで
みんな農民画を画いてるんだと思ってます。
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陳衛雄 「凧あげ大会」
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今日紹介する画は金山農民画家、
陳衛雄さんの「凧あげ大会」です。
今日は村中の人が待ちに待った
年に一度の凧あげ大会です!
外には普段積もらない雪が積もって
犬も子供も大喜び。
その中をみんなで楽しく
たこあげ大会を楽しんでいるところです。
みんなの夢を乗せた凧が空へあがっています。
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