医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第739回
脳が変わると行動も変われる

脳を治していくと、
今までできなかったことが自然に出来るようになってきます。
こんなことも、あんなことも
気がつくとできるようになっていたという人を見る時、
ほんとうにうれしいものです。
やはり脳は臓器なのだ!という実感がわいてきます。
これでもか、これでもか、という道程なのですが、
ここまで治してもまだまだという人もいます。
患者さんの訴えというのは、本当のことを言ってるし、
その訴えのようなことが脳におこっているのです。
それをどうやって見つけ出して、治療していくかなのです。

当分この方法でいいかなと思える時間が過ぎる時があります。
しかし、その方法もそう長くは続かないのです。
あらたな方法を考えないと進展しないことが起こってくるのです。
やる気がでないなとか集中力が欠けて注意が散漫になるという時、
脳のその部位の働きが低下しているのです。
気分のせいでそのようになっているのでないのです。

それから小脳の寿命に密接に関係した部位というのは、
足の三里と腎経と心経のツボを刺激することで良くなってきます。
海と土の記憶のある場所、
そう考える人は誰もいないと思いますが、
そのように私には思えるのです。

患者さんのことを考えて、夢中になっていると
時間のたつのも忘れてあれこれとOリングテストしながら、
今度はこうしてみようと考えるのです。
誰でもがそうなのだろうと思うのですが、
夜中に目覚めるとハッと気がつく事があり、
本や写真をひっくりかえし、
Oリングテストをして納得がいくと眠りにつく。
その繰り返しです。

相談を受けていると、
こういうことはどうなのだろうと
疑問を投げ掛けてくれる人がいます。
そういう場合も、その不思議な現象、
不思議な行動を起している脳の状態があるのです。
脳の不思議さの一つ一つを解決していく積み重ねです。
ここの部位の働きに問題があるとこのようになる。
凍りついたような心、情感のない心、泣き叫ぶこともない人、
なんとなく人間味がない人など、すべて脳の出来事なのです。
局所的な動脈硬化がその部位の栄養不足を招き
神経細胞の働きの低下となってでてくることもあるのです。
治療することで変化していきます。


←前回記事へ

2008年10月22日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ