医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話
第734回 中村天風さんの本を読み、
図1、図2、図3は日露戦争が終わったあとの頃の写真から 脳をマッピングしたものです。 赤は脳出血、青は脳挫傷、紫は軸索損傷です。 大脳や小脳、視床などに広範に脳のダメージが残っています。 普通の人だったらこれを治療しない限り治っていきません。 この図をマッピングした三年後の写真でも 全く同じようなマッピングです。 ということは、 自然に治るということはあまりないのだということです。 ところが、このようなダメージが ヒマラヤのカンチェンジュンガのふもとでの修行の後、 すっかり消えてなくなっていたのです。 しかも脳の働きも格段によくなっていたのです。 瞑想状態とか無心の状態をどんな時でも維持できる体制というのが、 人間というのは不思議な可能性を秘めているものです。 |
←前回記事へ |
2008年10月10日(金) |
次回記事へ→ |
過去記事へ | ホーム |
最新記事へ |