医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第733回
脳がよく働くようにすることが第一かな・・・

色々な人を見て、その相談などに応じていると、
う〜んと思うことがあります。
住んでいる所は緑が多いし、水もおいしい、
暑さ寒さもそれほどでもない。
環境は申し分ない。
ところが同じような環境でも
本人にとっては脳の働きがまるで違うことがおこるのです。

足が痛いとか膝が痛いとか言っていて
旅行には行けそうもないと本人も思い、周りの人も思っていても、
いざ出かけてみると次第に体調がよくなってきて、
いつも飲んでいる薬を飲むのも忘れているような体調になっている。
膝や足が痛いということもなくなっていて、
その他の体調もよくなっている。
そういう状態を調べてみると
脳の足や膝を動かす所が非常によく働くようになっているのです。

旅行にでたから体調がよくなったのだということも
言えないこともないと思うのですが、
自分にとって合わない土地に旅行すると
こういう体調の良さはないのです。
自分に合った土地にいくと本当に体調がよくなるのです。
病気なんか忘れてしまうということもあるのです。
そして非常に活動的になっている自分に気付くのです。
それは脳の働きが良くなる土地があるのです。
そういう所に住むようにすることが長い目でみるといいと思います。
年をとったらそういう所に住むということでなく、
早くからそういう場所を見つけてそこに住むようにすることです。
それが病気を予防することにもつながるのです。
その人にとって合った土地に住む。

それから本を読む場合でも、頭に入らない本というのもあり、
そういう本を読んでいる時は脳の血糖値が極端に下がるのです。
そのために覚えられないのです。
あとで考えてほとんど内容があたまに入っていないという本です。
ところがむずかしそうでも、
読んでいてなんとなく頭に残る本があります。
その本は脳の血糖値があがる本なのです。
脳の血糖値があがる本を読むことが大切です。

その他に一緒にいる相手も非常に大事です。
一緒にいるだけで脳の血糖値があがる人をみつけることです。
血糖値が下がる人とはできるだけ一緒にいないようにすることです。
結婚しているとかいないとか、そういう問題は別にしても、
血糖値があがる人といることが健康にもいいのです。


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2008年10月8日(水)

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