医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第730回
どうしても上達しない時は脳を治す

胃子「将棋でも囲碁でも、バレエでも、受験でも
練習だけでは、どうにもならない壁がたちはだかる時があります。
そういう時はどうしたらいいのでしょう?」

木先生「まずは、脳のどこが働かないか、またはよく働いているか、
そこを調べる事が大事です。
それが好きということは、
脳の向き不向きでは、向いていることになるのです。
脳がそれ向きにできているのです。
向いているのに、どうしても上達しないというのは、
脳の部分にダメージがあるからなのです。
そのダメージを治療することで展望が開けてくるのです。
その場合、もともとがいい人と
後から治療して良くなった人では差がでます。
かなり近づけることはできますが、それも個人差があります。
もともとがいい人は天然物、
あとから治療してよくなった人は養殖物というふうに考えると、
限りなく天然に近づける人となかなかそういかない人とあります。
それも治療してみないとなんともわからない部分があります。
でも、治療しないよりはずっといいのです。」

胃子「私の知り合いのお父さんは、
脳を治したら将棋が格段に強くなったといっていましたが、
本当にそういうこともあるのですか?」

木先生「もちろんあります。
そのことは実際治療を受けた人でないとわからない事があるのです。
いくら話しを聞いても、脳が良くなるなんて、
そんなこと誤魔化しだと考える人が多いようです。
そういう状態になってみないとわからないのです。
脳の中に涼しい風が吹いているような
なんとも言えない状態になるのです。
それは経験した人でないとわかりません。
そして一度でもそれを経験すると、
その状態になりたいと思うようです。」

胃子「バレエでも、楽器の演奏でも、
身体や手足を動かすのは脳なのですから、
うまくいかない時は脳に問題があると考えた方がいいのですね?」

木先生「そうです。
いろいろな人を調べると、本当にそのことを実感します。
脳の働きの悪い部分に対応して
動きがよくないとか表現力がよくないとかあるのです。
訓練ではどうしようもない部分もあるのです。
先ず脳を治してから訓練すると短期間に上達するのです。
このことをわかって欲しいのですが・・・」


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2008年10月1日(水)

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