第729回
身体がぐらぐらして歩けない
ある人が突然に身体がぐらぐらし、
めまいのようで、足に力が入らず、
何かに掴まって歩かないといけない、
これは大変だというのです。
胃子「耳鼻科に行ったのですが、三半規管の異常でもないし、
なんでしょうね、と言われたそうです。
しかも不思議な事に電磁波の強い所にいくと
身体のぐらぐらがひどくなるのです。どうなっているのでしょう。」
木先生「この人を見ると血圧は正常で、
血圧から来ているわけでも無いし、
脳の血圧を測定しても別に高いわけでも無いのです。
そこで脳を調べてみました。
脳のどこが働いているか、いないかを調べたのです。
しかも、この人は
電磁波を浴びると症状がひどくなるということから、
おそらく身体にアルミが蓄積しているだろうと予想したのです。
それも脳の特定の部位に蓄積しているだろう、と。
アルミが蓄積すると、
身体のその部位がアンテナの役目をして
電磁波の影響を強く受けて、機能低下を起すのです。
脳の各部位のアルミの蓄積状態を調べていきました。
大脳皮質などは正常なのですが、
小脳の平衡感覚をつかさどる所だけに
大量のアルミの反応があるのです。
それが原因だったのです。
電磁波の強い所にいくと平衡感覚の機能が低下して
つかまり立ちしないといけなくなるのです。
この人は寝室から徹底して物を撤去し、
各部屋の電化製品に全てアースをとるようにしたのです。
その結果症状が次第に良くなっていきました。
しかし、家では良くなったのですが、
家電売り場とか電磁波の強い所にいくと症状がでるので、
できるだけいかないようにしたのです。
身体にアルミが蓄積する原因は
食べ物からアルミが大量に入っているものを摂り続けることです。
色々と話しをうかがうと、
いつもと違うことをしていたというのは、
あるきっかけから、
子エビいりのお菓子を毎日食べ続けたというのです。
おいしかったのでついつい食べ続けたのだそうです。
それにアルミが大量に含まれていました。
たまたまアルミの排泄能力が少ない人だったので、
このようになったのです。
アルミを排泄するにはこの人は香辛料のディルが効きますので、
それを毎日少しずつ摂取するのと
小脳の平衡感覚を治す漢方薬を投与しました。」
胃子「なるほど、原因不明と言っても、
Oリングテストで調べると原因がわかり治療法もあるのですね。」
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