医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第716回
言いづらくて、心苦しくて、でも言わないと・・・

これを言うと顰蹙(ひんしゅく)を買ってしまうので、
今まで言いたくても言われなかったのです。
でも、これ抜きにして病気の原因は語れないのです。
これだけが病気の原因でないのですが・・・

胃子「精神的な病気というのは原因が良くわからないと
言われていますが、先生が考えている原因というのは
何か考えられますか」

木先生「精神的な病気というのは、脳の病気です。
脳という臓器に問題が生じていて、病気が起こってくるのです。
いつも言うように胃や肝臓、心臓の病気、
すい臓の病気と本質的に変わりないのです。

胃にヘリコバクター・ピロリ菌が感染すると
胃潰瘍などの原因となります。
ピロリ菌を治療すると良くなっていきます。
すい臓にサイトメガロウイルスなどのウイルスが
潜伏感染しますと糖尿病になっていく人もいるのです。
それを治療すると改善する人もいるのです。

それと同じように脳にも細菌やウイルスの潜伏感染があり、
その潜伏感染している部位により、
精神的な症状が起こってくるのです。
いつも言うように虫刺されから細菌や
ウイルスが入ることもあります。
そのような原因もあるのですが、
セックスから入る細菌やウイルスも
かなりのウエイトを閉めているのです。
セックスによりありとあらゆる
細菌やウイルスは感染を起こします。
何も梅毒や淋菌、クラミジアだけではなく、
またエイズウイルスだけではないのです。
キスをすることにより相手の虫歯菌も移ります。
それが時間をかけて脳に入り込むこともあります。
セックスによるものは、相手がいますので、
夫婦だとピンポンをしていることになるのです。
不特定多数だとそれはそれは大変なことになっているのです。
まったく無症状だと本人が勝手に考えていると、
痛くも痒くもなく、湿疹などもなくて、
私はなんともないと考えていると
とんでもないことになっているのです。
たまたま、相手が脳の免疫システムが弱いと入り込みます。
脳の免疫システムにも丈夫な人とそうでない人といます。
そして脳の症状、精神的なものから
色々なことまで起こってくるのです。
二人で治療しないといけないという意味はよくわかるでしょう。
現在の検査で何もでないからといって
安心していられないのです。
原因不明ということになるのです。
色々な精神的な病気も徹底して
脳の細菌ウイルスを治療すると違ってくるのです。」

胃子「う〜ん。
脳に割合簡単に細菌やウイルスが入り込むのですか。
むずかしい問題があるのですね。
でも治療すると可能性はあるのですね。」

木先生「それですべて解決というわけにはいきませんが、
よい方向に向かうことは確実ですね。」


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2008年8月29日(金)

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