第709回
電磁波をあびるとなぜ悪いの?
何でも知りたがりやの胃子さんが来ました。
胃子
「先生はいつも寝室で電磁波を浴びないようにしたほうがいいよ
といいますが、そんなに電磁波は悪いものですか。
今の生活では電磁波を浴びないような生活は
不便で不可能ではないですか?」
木先生
「そういう事もあります。
しかし、電磁波に対する感受性は個人差があり、
なんともない人から非常に敏感に反応する人までいるのです。
電磁波を浴び続けるとどうなるか、ということは
一例をあげて説明しましょう。
今日浴びたら、明日そうなるというのではありません。
寝室で全身に電磁波を浴び続けると、
5〜20年すると脳の赤核がダメージをうけます。
そうすると身体の真ん中に鉄が蓄積するのです。
この怖いのは、心臓に細菌感染しやすくなるということです。
心臓の刺激伝導系
つまり心臓のリズムをとる電気の配線のようなものがあります。
そこに細菌が感染を起こし、
電気のショートみたいな事がおこるのです。
電気が通じるのが、通じなかったり、
通じるのに時間がかかったりと不規則になるのです。
そのために動悸とか不整脈が起きてくるのです。
それがある人は心臓の弁膜にも
細菌が感染していると思ってもいいと思います。
細菌が感染するとそこに小さな血栓が出来始めるのです。
それが次第に大きくなり、
小さいものが時々脳に運ばれていって、
わずかな麻痺、気のせいと思われるような身体の微妙な動きや
年のせいと言われるようなわずかな麻痺が起き来るのです。
それが数年、または十数年続きます。
その間は特別に症状はありません。
物忘れが年のせいでひどくなってきたなとか、
歩くのにつまずくなとか、
物を飲み込むのにのどにひっかかり咳がでたりします。
そしてある日、どか〜んと大きな脳梗塞になるのです。
そういうことがないように、
予防のために寝室にはものをおくなと言っているのです。
脳梗塞になってしまったら、大変な思いをするのです。
そのリスクを少しでも減らした方がいいのです。」
胃子「その他になにかありますか。」
木先生「たとえば乳がんの人が右側とか左側と言う場合、
ほとんどは電磁波をあびている方から乳がんになります。
左右に臓器があるものは、
みな電磁波を浴びている方から病気になっていくのです。
このことからもわかるように、
理屈はともかく、察しがつきませんか。
緩慢に身体をむしばみ抵抗力を落としていくのです。」
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