医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第706回
学習障害と言われても・・・

学習障害と言われても、
脳のどこがどうなってそうなっているのか、
言われた方も言っている方も
よくわからないで言っているようです。

確かに勉強させてみると、さっぱりわからないというより、
記憶力があまり良くないので、そう言われているようなのです。
しかし、見た目はそんなに頭が働かないようには見えないし、
走っても他の人よりも足は速いし、
勉強以外は取り立てて劣っているようにもみえないのです。
しかし、学校の勉強はできないし、
どうもついていけないようだということで、
普通の学校以外の所に通学させられるようになるらしいのです。
昔はそのまま学校の成績がビリでも普通に通学できたのにです。
なにか進歩しているようで、
実はちっとも進歩していないのです。
それはそういう仕事をしている人が
脳についてさっぱり分かっていないからなのです。

図1

図1の右側の図は大脳皮質の外側面です。
左脳と右脳を示しています。
赤鉛筆で色を塗ったところが働きが悪い所です。
左脳の赤い部分は
自分が頭で考えた事を文章や言葉で表現する所と
記憶の部位にあたるのです。
右脳の赤鉛筆で塗った所は空間認識の部位です。
ここが働かないと図形とか絵とか不得意になります。
また漢字が覚えられないのです。
漢字は象形文字ですから、当然なのです。

図2

図2の左側は脳底部です。
ここの赤鉛筆で塗った所は長期記憶の部位のようです。
ここも働きが悪いので、記憶力が非常に悪く、
勉強したことをすぐに忘れてしまうのです。
図2の右の図は小脳です。
ここの赤鉛筆で塗った所は、
なんでも食べられるようにする部位なのです。
ここの働きが悪いので、
この人はある物を食べると脳や身体にダメージを受けるのです。

図3

図3は視床と扁桃体などですが、
視床中心正中核もダメージを受けているので、
睡眠のリズムがとれないのです。
扁桃体の働きが低下しているので、
人の好き嫌いがはっきりしている、怖がりなどがあります。
被殻の働きの低下は集中力があまりないことをしめしています。
淡蒼球の働きが良くないので、うつ気分になりやすいのです。
黒質の働きも低下しているので、やる気がないのです。

こうなった原因というのは、
生まれてから粉ミルクや牛乳を飲ませたためです。
この人には乳製品が
脳の赤鉛筆で塗った所に全く合わなかったために、
これらの部位の脳神経細胞の発達に問題がおきたのです。
これらを治療して神経細胞をふやしてやれば、
記憶力もよくなるし、漢字なども覚えられ、
やる気や集中力もでてくるのです。
乳製品が脳に与えるダメージは個人差があるのです。


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2008年8月6日(水)

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