医師・豊岡憲治さんの嘘のようなホントウの話

第693回
下手の横好き!好きこそ物の上手なれ

この相反する格言を見ていると、
物事を好きなのに、才能がないのを言っているし、
もう一つは好きなものはうまくなるに決まっている、
あるいは好きな事だから一生懸命物事に打ち込めて、
それを誰よりも上手になれるということのようです。

どうしてこの相反する事が言われたのだろうと。
世の中を見渡してみると、
当たり前だろうと言われればその通りだよなと思います。
しかし、最近多くの人の脳を調べていくうちに、
好きな物事はその人にとって才能があるのだ
と言う事に気付いたのです。
小説を書くのが好きでたまらない、
しかし、それで生活できるかとか
世に認められるかということになると
うだつのあがらない人が多いと思います。

図1

画家を目指して一心不乱になって練習したり、
色々なものを見たりしても鳴かず飛ばずという人もいます。
鼻の下が胆嚢に反応する人は画家の才能があるのです。
写真家などもこの職業に入ります。
(図1,図2は大脳皮質の外側面です。)
ところが絵を描かせるとさっぱりうまくないが、
絵を見るのは大好きという人は、
決まって図1のピンク色の所に生まれつきダメージがあるのです。
ここは空間認識の部位ですから
絵を描くには絶対働く必要があるのです。
ここにさほど大きくないダメージがあっても
一流にはなれないでしょう。
もっとも描くという事はその他の心も必要ですから、
脳が全体的に働く必要はあります。
鼻の下が胆嚢に反応する人は赤ちゃんの時にすでにわかり、
この脳のピンク色の部分に
ダメージがあるかどうかもわかりますので、
早いうちにこの部分を治しておくというのは大事な事です。

図2

また文章を書いたり、自分の思っている事を表現するのに、
図2の青色の部分は良く働く必要があります。
ここにダメージがあると鼻の下が腎臓に反応する人でも
作家などにはなれないのです。
頭で考えた事を文章で表現したり、言葉で言ったりするのに、
自分の思い通りに表現できないのです。
ここのダメージの程度により、
無口な人と、全く言葉を発しない自閉症の人といます。
人生の早期にここを治すと
鼻の下が腎臓に対応する人は
物書きになれる可能性が非常に大きくなります。

好きだということは、その事の才能があるのです。
しかし、それに対応する脳がダメージを受けている為に
下手の横好きになっているのです。
今からでも遅くないのです。
その部分を治し、
その部分の神経細胞を増やしてやればいいのです。


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2008年7月7日(月)

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